英国の小さな町でのヴィーガン生活

執筆者 | 8月 17, 2017 | Super Vegan Travel Blog | コメント1件

英国でヴィーガン生活を送ることは簡単になってきました。最近の調査に寄ればこの国では5人にひとりがヴィーガン食生活を検討していて、ヴィーガン人口も毎年急激に増えているとのこと(BBCニュース)。町のハイストリートには少なくとも一軒のヴィーガンオプションを設けているレストラン・カフェがありますし、バスで少し行けばヴィーガンレストランがあります。でも町から離れて住んでいる人たちはどうでしょう?田舎でヴィーガン生活を送ることは可能でしょうか?幸いなことにその答えはイエスです。

 

アジア、アメリカ、カナダで6年間過ごした後、私たちはついに故国の英国に戻ってきました。私たちは自宅で仕事をしているため、イギリスのどこに住むかは問題ではありませんでした。私たちの唯一の条件はもちろん動物に関することでした。- 高齢の猫の部屋と、レスキューした2匹の犬アータとビンディのための広い土地が必要だったことです。アータとビンディは他の犬を怖がるので、残念なことに犬が来る公園には連れて行けません。ですから彼ら走り回ることができ遊べるスペースが必要だったのです。帰国後2週間、国中を周り家探しをしました。そしてついにサフォーク州にあるこの19世紀の完璧な家を見つけたのです。この家は1エーカーの敷地に建つ個性あふれる家です。しかも私たちの故郷であるロンドンの小さなアパートと同じ値段です。

田舎での生活にはすぐに慣れました。それどころか、隣の家までは300メートルという人里離れた場所に住んでいることが嬉しくて仕方がありません。ここはとても平和です。でも、このような暮らしには妥協が付きものであることを覚悟していました。例えばお店で豆乳を簡単に買うことは出来ないし(イギリス人として紅茶とビスケットは日常生活には欠かせません)、車で大きな町に行かなければ外食はできないと思っていました。でも、それらはなんという間違った想像だったでしょう! 

家から車で15分行ったところにあるサドブリーの町は人口13,000人の町です。驚いたことにこの町にヴィーガンの素晴らしいレストランが2軒もあったのです。 町の人を全て集めても東京ドームの座席が3分の1も埋まらない程小さな町であるにもかかわらず。

Kind Cuisine(優しい料理)という名のこのお店は素敵なヴィーガンのカップルリディアとマークによって運営されている小さなカフェです。Kind Cuisineのメニューは頻繁に変わりますが、特に日替わりメニューはいつもエキサイティングな新しい料理がいっぱいです。それベーコン’‘ソーセージのサンドイッチやチーズトースト、庭師のパイといったような伝統的英国懐かしい料理から、カレーやエンチラダス、地中海の大皿料理などからインスピレーションを得たインターナショナルな料理まで様々です。私たちはこれまでKind Cuisineに何度も行きましたが、一度として料理にがっかりしたことはありません。ケーキのことは言いましたっけ?それはまるで天国にいるような美味しさです!

リディアは、この小さな町の情報は何でも知っているという素晴らしい女性です。彼女はまた猫の保護に深く関わっていて、キティ.コネクションKittie Connectionsの創設者でもあります。これは国中から猫を保護し、新しい飼い主を見つけるチャリティ団体です。マークはKind Cuisineのシェフであるばかりではなく、90年代には日本中を周ったロックバンド ‘ トレスパス のメンバーでもあります。彼は日本が大好きで特に日本食には目がありません。

Kind Cuisineのすぐ近くには素晴らしいCradle(クレイドル)があります。それはミシュランに匹敵するほど質の高いベイカリー兼レストランです。運営しているのは、やはりヴィーガンカップルのホリーとクリストフです。彼らは以前はフランスのロワール.フロレス地方でベイカリーを営んでいました。そして食材を供給してくれる近所の農家の人々と親しくなりました。そこでまずその食材がどようにして作られていたかを知ったのです。彼らは人間がミルクを飲むために母親から引き離された仔牛、卵を産めなくなった鶏が屠殺場に連れて行かれるのを見ました。こういうことが彼らの良心に働きかけたのです。その後イギリスに移る決心をし、サドブリーで最初のヴィーガンベーカリーを始めました。彼らの決断は私たちにとってはとても幸いでした。

クレイドルは地元のオーガニックで新鮮な食材に焦点を当てています。全てが最初から最後までハンドメイドです。小麦粉さえお店の前でひかれます!粉砕機の後ろには少しの席があり、そこで料理が提供されます。そしてフランスからインスピレーションを受けた彼の料理は入手できる季節の食材によって絶えず変わります。マッシュルームのテリーヌ、グルメキシュ、そしてフォアグラまでがメニューに載っているんですよ。お店の後ろの方にあるベーカリーのセクションでは焼きたてのパン、完璧にパリッと仕上がったペイストリー、そして「バターたっぷりの」美味しいクロワッサンが並んでいます。クレイドルで焼かれたものに満足いかない人には挑戦を挑みます!私たちはパリのヴィーガンベーカリーにも行きましたが、クレイドルの方が美味しいです!

結果的に英国で私たちが住むのには完璧な場所が見つかりました。サドブリーは大好きな町です。将来、スーパー.ヴィーガントラベルのツアーで皆様をこの小さな町にご案内できる日が待ち遠しいです。 

最後になりましたが大切な事。ついに私たちは家から6分のところにあるボックスフォードの村でキャシューナッツミルク、アーモンドミルクと同時に豆乳を見つけました。実際、今ではほとんど全てのお店で豆乳、アーモンドミルク、オートミルク、その他のミルクが買えます。今ではヴィーガンではない人たちでさえ多くの人が牛のミルクから離れて行っています。さまざまな種類のミルクに加え、私たちはヴィーガンビスケットを見つけました!このサフォーク州の田舎ではイギリス全体、そして全世界と同じように変化が起きています。ヴィーガンであることはエキサイティングなことである時がやってきました!

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